ガーデニング(園芸)用語辞典
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埋め戻し
うめもどし埋め戻しとは、建築現場において目的の工事が終わったあと、地下構造部の周辺や基礎の掘削部の空隙に地を埋め戻し、原状に戻すことを意味する。
建物を建てるときにする必要な土工事とは、掘る(掘削、根伐、根掘り)、埋める(埋め戻し)、土を捨てる(残土処理)ことである。埋め戻しには、山砂や残土が使用されることが多い。ガレキや石塊、ゴミなどがない良質な土砂を用いて建造物に影響がないように締め固めることが大事である。
埋め戻しの際の注意点は沈下である。土を掘り起こすとその土は空気に触れ体積が増えるため掘り起こした土で埋め戻すと沈下してしまう。水を注ぎながら埋め戻すことで砂や土砂を固める(水締め)ようにすると良い。また、沈下することを見込んで土砂を積み上げたり、30cm程度ずつ埋め戻し、水締めを繰り返したりすると沈みが少なくて済む。また、埋め戻しに最適なのは砂質系の土であり、粘土質の土は締め固めをしても空隙ができやすくなってしまう。
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