ガーデニング(園芸)用語辞典
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畝寄せ栽培
うねよせさいばい畝寄せ栽培とは、広幅の畝を必要とする作物に対して行なわれる栽培方法のことを意味する。カボチャなど蔓が広がっていく作物を作る場合は3〜4mの広い畝が必要。苗を植え付ける時点ではいくつかの理由から幅40cm程度の「鞍つき」と呼ばれる畝から始め、それを成長に応じて広げていく。
まずは直径40×深さ30cm程度の穴を掘り、元肥を施す。その後、穴を埋め、土を寄せて高さ30cm程の台形の山を作る。これが「鞍つきの畝」と呼ばれる物で、カボチャの苗をそこに植え付ける。そのあとは蔓の伸び方に応じて追肥と土寄せを繰り返し、最終的に3〜4mの広畝に。これを「畝寄せ栽培」と呼ぶ。これにより土壌の状態を保ち、作物が深く根を伸ばすことができる。カボチャの他には、スイカ、メロンなどで行なわれる栽培方法である。
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