ガーデニング(園芸)用語辞典
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ウィーピング
うぃーぴんぐウィーピングスタンダード仕立てとは、一本の幹を長く伸ばした上部に開花枝や葉を茂らせた形を作るスタンダード仕立ての一種。スタンダード仕立ての上部から多くの枝を下向きに誘引して垂れさせ、傘形に仕立てた物を意味する。つるバラの枝やベンジャミンなど下垂性の植物を用いて仕立てられる。「ウィーピング作り」とも呼ばれ、庭をひときわ豪華に演出することが可能に。
中でもバラを使った物は人気が高い。バラを仕立てる際は台木となる長い一本の枝の先に、花を咲かせる枝部分を接ぎ木や芽接ぎなどの方法で仕立てていく。その際、接ぐ枝はしなやかさを持った伸びの良い品種を選ぶ。枝の品種の選択は重要であり、より美しく豪華なウィーピングスタンダード仕立てにする鍵となる。
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