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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 忌地
    いやち

    忌地とは、同じ耕地に何年も同一種または近縁作物を植え続けることで作物の生育が不良となり収量が低下する現象を意味する。「連作障害」とも言う。忌地を起こしやすい作物はえんどう、トマト、ナス、すいか、メロンなどが知られている。一方、イネ科の作物はほとんど忌地がない。
    忌地となる原因として、土壌中の肥料成分の極端なバランスの崩れ、病原菌や害虫の蔓延などが挙げられる。その他、植物の根から分泌される物質が蓄積され濃度が高くなると作物の育ちも悪くなる。
    対策として、「輪作」と呼ばれる異なる植物を一定周期ごとに交互に植える方法や、薬剤や太陽熱で土壌を消毒するなどが挙げられる。他のにも、「接木苗」と呼ばれる病気に強い品種の苗に繋いで育てたり、近くに植えること病害虫の発生を防いだり、「コンパニオンプランツ」を植えるなどの対策がある。

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