ガーデニング(園芸)用語辞典
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遺伝子組換え
いでんしくみかえ遺伝子組換えとは、ある生物から特定の遺伝子を取り出し、他の生物の遺伝子を組み込むことを意味する。これにより作られた生物を「GMO」 と言う。
遺伝子組換えは品種改良のひとつの方法。人工的に遺伝子の組み換えをすることで牛に豚をかけ合わせるなど別の生命の遺伝子を入れることもできる。これにより改良の範囲が大幅に広がり、なおかつ短期間で改良することが可能となった。
農業の分野での遺伝子組換えとしては、除草剤をかけても枯れない除草剤耐性、害虫への抵抗性、高栄養の食物、体アレルゲンの作物などが挙げられる。
日本では遺伝子組換えの作物は禁止されていないが、商業的な栽培は行なわれていない。そのため国産農作物はすべて遺伝子組換えではなく、日本に輸入されているGMO食品はとうもろこし、大豆、綿実、菜種、パパイヤ、てんさい、じゃがいも、アルファルファの8種類のみである。厚生労働省によると、日本で流通している遺伝子組換え食品はすべて安全性を確認された物とされている。
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