ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
育苗
いくびょう育苗とは、優良な苗を特別な管理下に置いて、種子繁殖や挿し木、取り木、接ぎ木などの方法で順調に育てることを意味する。このような方法で増やした幼植物をそれぞれ「実生苗」、「挿し木苗」、「取り木苗」、「接ぎ木苗」などと言う。
園芸の世界には昔から「苗半作」と言う言葉がある。最初に作る苗の良し悪しがその植物のその後の生育を大きく左右してしまうため、育苗がいかに大切かと言うことを表している。丈夫でより良い苗作りでは、温度や湿度、日照条件などの環境変化から苗を保護し、病気や害虫から守り、生育を集約的に管理していくことが重要。
また、育苗により小さな鉢や苗床などの容器で管理されたそれぞれの苗は、ある程度成長すると畑や花壇などに定植される。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。