ガーデニング(園芸)用語辞典
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雨よけ栽培
あめよけさいばい雨よけ栽培とは、ビニールハウスで屋根部分だけをビニールで覆い、生育期間の大部分を雨よけの状態で栽培する方法を意味する。これによって気象障害を回避し、より生産性を高めることが可能となる。
また、作物が直接雨に濡れることがなく、水分をコントロールすることで収穫物の降雨による障害(裂果、乱形果)を防ぐのに効果的。泥はねによる土壌病原菌の被害や、雨によって伝播する疫病の発生を抑制することもでき、品質向上と安定生産が期待できる栽培方法である。降雨によって裂果が起きやすいトマトやミニトマトの栽培においては、雨よけ栽培が多く用いられている。
また、雨よけ栽培にすることで、雨が降っても通常通りの作業が可能になるため、天候に左右されず効率良く作業を進められるというメリットもある。
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