ガーデニング(園芸)用語辞典
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穴肥
あなごえ穴肥とは、植物を育てる際に元肥として施した肥料以外に、追肥として行なう施肥の方法。株から離れた場所に穴を掘って肥料を埋めることを意味する。
穴肥の方法は、植物の株もとから離れたところに直径5×深さ15cm程の穴を掘り、その中に肥料を入れ、肥料がよく効くように潅水させる。植物の根が張り、大きくなった頃、徐々に肥料が効きだすため、長期栽培のトマトやキュウリなどの栽培でよく使われる手法である。鉢栽培やプランター栽培など、限られた場所で植物を育てる際や、狭い場所での栽培にも有効とされる。
また、あらかじめ棒を土に挿した状態で植物を育て、追肥のタイミングでその棒を抜き取り、その穴に肥料を入れるという方法もある。手間がかかるが、穴をあとから掘る必要がなく根を傷付けないため、植物の成長に悪影響が出にくい。
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