ガーデニング(園芸)用語辞典
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浅植え
あさうえ浅植えとは、植物の球根や苗などを浅く植え付けることを意味する。球根の場合は、球根の頭が隠れるくらいの深さに植える方法のことで、代表的な浅植えの植物にチューリップ。苗の場合は、地面に植え替える際に根の部分が土の外に出るように植える方法である。
浅植えにすると、球根や根に光や酸素がうまく供給でき、根の生長を促進させることができる。そのため新根が伸びやすい上、活着も早く、根が深く張る。その反面、最初は株が不安定になるため、雨や風、水やりなどで倒れやすくなる。また、根が乾燥しやすいので注意が必要。
イネは浅植えにした方が根の量も増え、暑いときでも水や肥料を良く吸収して、高温障害に強くなるとされており、他にはトマト、キュウリ、ジャガイモなども浅植えに適している。
浅植えとは反対に、苗の表面を地面よりも深く植える「深植え」という方法もあり、栽培する植物に合わせて適した植え方を選択することが必要である。
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