植物園用語辞典
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ルートセンサス法
るーとせんさすほう「ルートセンサス法」とは、調査する森林や川などを通るようにしてルートを設定し、目視や鳴き声で確認できる鳥類を調査すること。ラインセンサス法とも呼ばれる。鳥類の個体数、種の構成や生息密度、環境や季節による生息状況の把握が目的だ。対象鳥類に適した行動時間に一定の速度でルートを歩き、片側25m、両側50m以内の範囲で確認を行なう。調査時間は主に早朝の時間が望ましいが、夜行性の鳥類(フクロウ類)は夜間に行なう場合が多い。また、決められたスポットで、一定時間観察を継続し、一定の距離でどのくらいの鳥類が現れたかをカウントするスポットセンサス法が、海外を中心に行なわれている。鳥類は原則捕獲ができないため、観察を中心に調査を行なう。
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