植物園用語辞典
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リモートセンシング
りもーとせんしんぐ「リモートセンシング」とは、離れた場所から直接対象物に触れず調査する手法。物体が放出する電磁波から計測することで、物体がどんな状態なのか、どのような形状なのか分析することが可能となる。広い範囲の植生調査、人が近づけない火山噴火や災害現場などの環境調査に使われる。具体的には、人工衛星や飛行機にセンサー(測定器)やカメラを搭載し、様々な物質による反射波、物質からの熱放射、センサーから放出したマイクロ波の反射波を計測して、物体の識別を行なう。この技術により高い位置から広範囲にわたって情報が得られるため、環境や地球の微細な変化の取得に役立っている。また、広域データとしてGIS(地理情報システム)に活用されている。
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