植物園用語辞典
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モニタリング調査
もにたりんぐちょうさ「モニタリング調査」とは、環境を継続的に監視する調査のこと。事業が自然環境(人間や生物を取り巻く自然界の状況)にどのような影響を及ぼしているのか、監視する調査だ。事業実施時、また事業完成時から継続的に定期的な調査や自動観測器を用いた調査を実施し、状態を把握する。例えば、山林のモニタリング調査の場合、対象となる樹木が自生している場所を数ヵ所に絞り込む。樹木の位置、高さ、幹回り、樹齢などを測定し、空洞や幹折れなどの欠損を記録。測定する対象も、実生(みしょう/人間に置き換えると産まれたばかりの子ども)、低木(小学生〜高校生まで)、木(大人の木)、リター(落ち葉や地面に落ちてしまった枝)と幅広い。多くの事項を調査し、植物の動態解明や地球温暖化の影響による変化を知ることで、対策を講じることができる。
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