植物園用語辞典
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プレートテクトニクス
ぷれーとてくとにくす「プレートテクトニクス」とは、地球の表面に構成されている20枚程度の固い岩板(プレート)が、地球内部で対流するマントルの流れに乗ってプレート同士が押しあったり離れたりすることにより、その境界が離合・衝突・ずれなどを起こすことで、造山運動や、断層の形成、斜面の崩壊などの地学現象を引き起こすとする地球科学の学説である。1960年(昭和35年)代後半以降に海底観測の技術進歩により提唱されはじめた学説で、ドイツの気象学者ウェゲナーが唱えた大陸移動説を裏づけた。「プレート」とは、地球の表面から約100kmの深さまで弾性体的にふるまう層(リソスフェア)が10数枚に分割されてできる、それぞれの物のことである。
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