植物園

植物園用語辞典

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  • 微気候
    びきこう

    「微気候」とは、地表近くの、狭い範囲の気候のことである。「接地気候」とも言う。規模の広がりという観点からは、気候は「大気候」「中気候」「小気候」「微気候」に分けられ、面積とともに、高さも小さくなっていく。微気候における高さの定義は、動植物の生活を観点にした場合、地表から数m程度までの範囲となる。狭い範囲ではあるが、大きな差が出ることが多い。差異の要因となる物に、日照、水の有無、植物群落の状況が挙げられる。高さ2.6mの樹木の根本と樹冠付近で、気温差が10℃になったという調査結果が存在する。また、人間の生活空間においても、舗装の有無といった地表面の状態が、微気候に影響をもたらす。微気候に応じ、多様な生物が、それぞれに生息することになる。

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