植物園用語辞典
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ハビタット要素
はびたっとようそ「ハビタット要素」とは、生物における個々の生育空間要素のこと。具体的には、出産あるいは産卵の場所、隠れ場所などだ。植物あるいは別種の動物は、しばしばハビタット環境の提供者となる。動物においては、ライフサイクルの段階により、必要となる環境要素は変化する。出産あるいは産卵の段階では、捕食者などの外敵から身を隠すことが優先されるが、子の生育が進むにつれ、採餌の優先度が上昇。同一の空間が複数のハビタット要素をかねることもあるが、多くは別空間となる。環境中のハビタット要素は、空間的な規模が大きいほど多くなるため、多様な種の生物が生息可能。また、食物も増加するため、結果として個体数も増加することになる。
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