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植物園用語辞典

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  • 蜂須賀線
    はちすがせん

    蜂須賀線とは沖縄諸島と八重山諸島の間に設定された動物地理区の境界線のこと。大正15年(1926年)に動物学者の蜂須賀正氏が鳥類の生息の違いを発見し、その名にちなみ命名された。陸産貝類や淡水性の甲殻類にもこの境で違いが見られる。動物地理区においては、一般的に北界(ユーラシア大陸、北アメリカ、アフリカ)、南界(オーストラリア)、新界(南アメリカ)の3つに分けられ、さらに六区、その中でも細かい亜区に区分されている。北界に位置するこの境界線は旧北亜区、東洋亜区の境とも言われ、全北区に属する旧北亜区では、広大な地域にもかかわらず、生息動物の種類は単調だ。旧熱帯区に属する東洋亜区の動物の種類は多く、固有種も多い。同じような性質の境界線で種子島と奄美諸島間の渡瀬線が挙げられるが、動物相により違いがある。

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