植物園用語辞典
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バイオマス
ばいおます「バイオマス」とは、単位土地面積あたりの、生物体の総量を言う。特定の生物群に限って用いられる場合、動植物をあわせたすべての生物に対して用いられる場合がある。エネルギーの単位としてはJ(ジュール)/㎡と表記し、乾燥有機物の単位としてはt(トン)/haなどのように表記する。植物は、光合成によってエネルギーを生成。光合成によるすべてのエネルギー生産分を「総一次生産力(Gross Primary Productivity、GPP)」と呼ぶ。ただし植物も、呼吸よりエネルギーを消費する。この消費分を相殺した生産分を「純一次生産力(Net Primary Productivity、NPP)」と呼ぶ。なお、動植物由来の資源から、化石燃料を除いたものを「バイオマスエネルギー」と言う。エネルギーを省略し、単にバイオマスと呼ばれることがある。
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