植物園用語辞典
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のり面
のりめん「のり面」とは、切り土や盛り土により造成された土地における、人工的な斜面のこと。「法面」と、漢字で表記されることも多い。宅地造成などによる比較的小規模な物、道路や鉄道、空港など社会基盤の整備に伴う、比較的大規模な物がある。斜面であり、建造物などで土地を利用することは、難しい。のり面が崩壊することのないよう、傾斜については、地質や高さなどから算出された安定勾配をもとに設定される。十分な傾斜が確保できず、強度が不足した場合は、モルタルやコンクリートの吹き付け、植物の導入、のり枠の施工などで補うことに。植物の導入は、のり面の規模にかかわらず、比較的多く採用されている物である。補強だけではなく、地域の景観づくりに役立てられることも多い。
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