植物園用語辞典
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登はん
とうはん「登はん」とは、つる植物が壁に付着したり網や支持物などに巻き付いたりしながら登っていくことである。その主な「登はん」方法としては、都市緑化で一般的に使われる植物では、付着根(棍棒状またはブラシ状の組織によって、壁や樹木等の支持物の表面にあるでこぼこ、あるいは割れ目に付着する)、付着盤(吸盤状の組織によって、壁や樹木等の支持物に付着する)、巻きひげ(バネ状またはゼンマイ状の組織によって、樹木等の支持物に巻きつく)、巻き葉柄(葉や葉柄が樹木等の支持物に巻きつく)、巻きつる(主軸(茎)その物が樹木等の支持物にからみつく)、巻きつる類似型(主軸がからみつく物が多いが、あまり登らない)の6つの方法があり、また複合した方法で登はんする種もある。
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