植物園用語辞典
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地域管理経営計画
ちいきかんりけいえいけいかく「地域管理経営計画」とは、国有林野の管理経営に関する法律1951年(昭和26年)第6条に基準として、管理経営基本計画を受けて森林管理局長が全国155の森林計画区別に5年ごとに5年を一期として定めることである。管理経営基本計画は、国有林野の管理経営に関する法律の第4条第1項に基づき、国有林野の管理経営に関する基本方針等を明白にするために、農林水産大臣は森林法による全国森林計画とも釣り合いを保ちつつ、全国の国有林野を対象に5年ごとに10年を一期とする計画。この計画に基いて国有林野の管理経営を行なう。2013年(平成25年)に策定された管理経営基本計画は、公益重視の管理経営を一層推進することが基本方針のひとつとされ、重視すべき機能に応じた管理経営の推進や間伐等を森林吸収源対策とした地球温暖化対策の推進、野生生物の移動経路となる緑の回廊の積極的拡充等を取り上げた生物多様性の保全が示されている。また、国有林野は国有林野管理経営規程により7種類の保護林があるが、2015年(平成27年)に制度改正がなされ、新たに「森林生態系保護地域」、「生物群集保護林」、「希少個体群保護林」の3種類がある。
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