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植物園用語辞典

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  • 段差処理
    だんさしょり

    「段差処理」とは、自然素材を使って、段差部などの土の崩壊を防止するための素材や工法のこと。別名「土留め」または「護岸」と言う。段差処理の素材には、自然石や木材、植物繊維を加工して使う物がある。自然石による段差処理には、例えば、景石やゴロタ石、砂利を使う。工法としては、裏込めや隙間をモルタルなどで固めない空石積工法がある。空石積工法は、石の大きさによって手間がかかるが、耐久性に優れている。木材による段差処理には、木杭や板材、角材、あるいは樹木の枝などの生活に身近にある木材を使う。耐久性にはやや劣るが、自然に腐っていくためにビオトープに優れた工法である。植物繊維加工品による段差処理には、ヤシ繊維をロール状やマット状、あるいはシート状に加工した製品を使用。また、化学繊維やより早く分解する麻などの天然繊維を使用した製品もある。こうした工法は、やがて分解して自然に還ることを前提にしている。


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