植物園用語辞典
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生活環境項目
せいかつかんきょうこうもく生活環境項目とは、1970年(昭和45年)に成立した水質汚濁防止法の項目のひとつ。工業が盛んな時代に水質による公害が問題となったため、人体に悪影響を及ぼすことを防ぎ、安全な環境を保つことを目的としてつくられた法律の内容である。国民の生活に密接した水の質を安全な状態に保つために、浮遊物の量や、大腸菌の数、水素濃度など、検査には12の項目が存在。検査を実施する水域を海、川、湖に分類し、それぞれの目的に合わせ、水質基準が設けられている。水質基準については、各都道府県により異なり、都道府県知事の判断によって決定。2013年(平成25年)から、生活環境項目について話し合う環境基準専門委員会が設けられ、年に一度の開催にて水質の環境について話し合いが行なわれている。
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