植物園用語辞典
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植物相
しょくぶつそう植物相とは、生物相のうち植物からの視線で捉えたもののこと。生物相は、植物が適した場所に生息し、植物を取り巻く様々な動物によって特徴的に作り上げられ、区分けされる。例えば、気温や降雨量、土壌の条件の違いだ。生物相の中でも、動物からの視線で捉えたものを動物相と言う。日本の植物相は、全北界の中国・日本に属する。また、日本は南北に長く、多くの島から構成されているため、日本の中でも特性ごとに分布図には細かく区分する線が引かれている。津軽海峡に引かれるブラキストン線、屋久島とトカラ列島の間に引かれる渡瀬線、九州と屋久島の間に引かれる三宅線などだ。植物調査をするときには、どのような植物が生息しているかを調べる植物相調査が行なわれる。
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