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植物園用語辞典

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  • 固有種
    こゆうしゅ

    固有種とは、限られた特定の地域にのみ生息や繁殖している種のこと。日本は周囲を海で囲まれているため、日本でしか生息していない動植物が数多く存在する。これらを「日本固有種」と呼ぶ。この場合の特定の地域は国であるが、都道府県、さらに狭い地域など、分布する範囲によって異なるレベルの固有種がある。ただ、通常は陸地の範囲を超えない範囲内に分布するものを指す。特に島は他の地域と離れ閉鎖的であるという環境から、固有種が多く存在する。例えば小笠原諸島には多くの固有種が存在。小笠原諸島はその生物多様性、特有の生態系により2011年(平成23年)に世界自然遺産に登録されたが、外来種の侵入により、固有種の数が減少している。行政は外来種の駆除を行なっているが、外来種が入り込むことで新たに複雑な生態系ができ上がっているため、駆除は単純なものではなく、困難を極めている。

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