植物園

植物園用語辞典

植物園用語辞典 植物園用語辞典

文字サイズ

  • 光合成
    こうごうせい

    光合成とは、炭酸同化作用とも言い、植物が太陽光のエネルギーによって、その葉緑体の中で二酸化炭素と水から酸素と有機物を作り出す働きのことである。植物は根から吸収した水を葉脈に取り込み、気孔から二酸化炭素を取り込んで光のエネルギーを用いて光合成を行なう。作られた酸素は気孔から放出され、でんぷんなどの有機物は植物の栄養として使われる。同時に植物は呼吸もしており、光合成とは反対に気孔から酸素を取り込み、二酸化炭素を出す。光合成で二酸化炭素を取り込む量と呼吸で排出する量が釣り合うときの明るさを「光補償点」と呼ぶ。呼吸は光があたっていてもいなくても行なわれるが、光合成は太陽光が必要。陽生植物では光補償点が高くなり、成長により多くの光を必要とする。反対に陰生植物では光補償点は低くなる。

用語辞典トップへ戻る

全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。

キャラ一覧

ページ
トップへ
ページトップへ