植物園用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
希少種
きしょうしゅ希少種とは、数が少なくなって稀にしか見ることができない種のこと。稀少種とも言う。環境省では絶滅の恐れのある野生動物のうち、生育環境の変化など人為的な影響を受けて数が少なくなっている種などを「国内希少野生動植物種」に指定。200種を超える動植物が指定されている。また、希少野生動物やその生息地を保護するために、自治体などで条例を設け、保全活動を行なっているところも多い。希少種を保護する目的で種を指定することで、より希少性が高まり、密漁や乱獲を招く場合もある。また、希少種は優先的に守られるべき物ではあるが、希少種でないということでその他の種の生育環境が保全されないまま開発などが進めば、いずれ他の種も希少な動植物となってしまう危険性は否めない。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。