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植物園用語辞典

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  • キーストーン種
    きーすとーんしゅ

    キーストーン種とは、大きさや個体数にかかわらず、生態系に大きな影響を及ぼすことのある種のことを言う。石橋のアーチの頂点にある石組を安定させるためのくさび形の石をキーストーンと言い、その石に例えられてキーストーン種と名付けられている。この石は、外すと橋全体が崩壊する危険のある重要な部品であり、生態系においてもキーストーン種は同じように機能している。例えば、日本ではオオカミの絶滅により、シカが増えた。その結果、草や若木を餌として食べすぎることから、草木が育たなくなるだけでなく、餌を求めて民家のある人の生活圏まで来るようになったため、畑を荒らすなどの被害が多数起こっている。この場合のオオカミがキーストーン種である。

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