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植物園用語辞典

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  • 空石積工法
    からいしずみこうほう

    空石積工法とは、石積みの施工方法のひとつ。石と石をかみ合わせ、モルタルやコンクリートなどの接着剤を使わず、砕石など自然の大小様々な石を用いて固定し積み上げる方法で、石垣などに見られる。石と石の間に人工的な接着剤を使わないため隙間が生まれ、隙間から水が流れることで生物が生息できるため、自然環境に良いと言われる施工方法だ。生物が生息する場所で使用される石は、生物のすみかを守り環境に配慮するためにも、地域ごとに特色のある石が望ましい。そのため、陸域と水域のような移行帯と言われる場所で人為的な整備が行なわれる場合には、空石積工法を使われる。石積みの高さは現場の状況に応じて変わるが、高く石を積み上げる際には強度と高度な技術が必要とされるため、ブランチブロック工法のようなコンクリート二次製品と空石積工法を合わせた、コンクリート枠に自然の石を積む工法も利用されている。

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