植物園用語辞典
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カメ・トラップ
かめ・とらっぷカメトラップとは、カメを捕獲するときに使用する罠のひとつ。カメが生息している川や池、水路などの流れの穏やかな場所に設置。籠状の仕掛けで、針金などの外枠に漁網を張り、入口が漏斗状になっている構造のため、一度中に入ると出られない仕組みだ。設置方法は、ロープを籠に括り付け、陸地にある木の幹などにロープを固定し、カメが捕獲されたときに呼吸できるよう籠を水面に浮かせる。籠の中に魚肉などの餌を置き、入り口を下流に向けることで餌の匂いなどが下流に流れやすく、嗅覚の鋭いカメを誘き寄せやすくなる。爬虫類であるカメは夏季の夜間に活動が活発になるため、トラップは夏季の夕方から夜間に設置し、翌日の午前中に捕獲の確認を行なう。
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