植物園用語辞典
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エンデミックバードエリア
えんでみっくばーどえりあエンデミックバードエリア(Endemic Bird Area)とは、国際環境NGOのひとつであるバードライフ・インターナショナルが、鳥類の種の保全を目的として選定した「固有鳥類生息地域」のこと。なお、「固有鳥類生息地域」とは50,000km^2未満の地域に2種以上の繁殖分布のある種が生息している地域のことを言う。1987年(昭和62年)から選定作業を開始し、特定された地域は世界全体で218か所あり、日本では3か所が指定されている。指定されている地域は、伊豆諸島、小笠原諸島、南西諸島。南西諸島の一部のみに生息するヤンバルクイナのような、限定された狭い地域だけに生息している種もあり、地域固有の種が減少していくことで絶滅が危惧されている地域は、優先して保全の対象となっている。
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