

毎年、10月中旬〜11月中旬に「あかぼり小菊の里」という菊のイベントが開催されています。2024年は10/20〜11/17までの開催でした。12月頭に行った時には見ごろは過ぎていると発表されていましたが、実際行ってみるとまだまだ綺麗に咲いていました。小菊の里まつりというお祭りは10/20の1日だけ9:30〜15:00まで開催されます。イベント内容は、小菊の販売、農産物の直売、太鼓の演奏、おだんご等の販売、たくさんの屋台も出ているそうです。フラダンスショーもあります。 場所は群馬県伊勢崎市磯町という場所で、桐生市新里温水プールカリビアンビーチの西に位置しています。公共交通機関だと「いせさきコミュニティバスあおぞらバス停 カリビアンビーチ」で下車して徒歩10分、入園料は無料、駐車場は無料です。夜間のライトアップはしないので、見られるのは昼間だけになります。 広大な敷地に20000株の小菊(玉菊)という品種の菊が一面に咲いています。菊というとお花屋さんで売られている長い茎のイメージですが、小菊(玉菊)は地面にまんまるのドーム型に咲いていて可愛らしいです。咲いている場所は市内で最も標高の高い峰岸山の南斜面を利用し傾斜になっていて、目の前に黄色の絨毯のように一面に広がる小菊の様子が本当に綺麗でした。菊の香りにも癒されました。 よく見るとたくさんの黄色の菊のなかに、白やピンク、オレンジの菊で何か大きな絵が描かれていました。野球選手の大谷祥平選手の愛犬デコピンが描かれているそうです。 あかぼり小菊の里は、平成15年に農業者10名で企画運営し開園となり、平成18年に「小菊の里つくりの会」と名称を改め、ボランティアと共に活動を展開しています。ボランティアの方々と共に作ってくれたと思うと更に見ごたえが増します。令和5年度は、良好な景観の形成に貢献したと認められる市民等に贈られる伊勢崎市景観まちづくり賞を受賞しました。 これからも長く続いてほしい、応援したいイベントのひとつです。