京都府立植物園
京都府植物園は地下鉄の北山駅徒歩2分というアクセスのいいところに立地しています。
春のチューリップや梅や桜。初夏の蓮や花菖蒲、百合に紫陽花。見事なバラ園。夏のヒマワリ、秋のコスモス。そして素晴らしい紅葉。どの季節にいっても四季折々の花や木々を楽しむことができ、癒しのスポットです。
中央の芝生の広場は犬の糞尿や鹿の糞の心配もなく、子ともが裸足で走り回れ、赤ちゃんが自由にハイハイできる環境で、若い家族連れやママ友、おじいちゃん、おばあちゃんが安心して子や孫を連れて来られる場所です。もちろんカップルにも大人気。
観覧温室も魅力的で、キソウテンガイやバオバブなど世界の熱帯植物が身近に観賞でき、規模、植栽植物の種類ともに日本最大級の温室とのこと。普段の生活であまり目にすることが無い、少し毒々しい花々・草木がとても美しく魅力的です。
園の北半分には、園内唯一の自然林である半木(なからぎ)の森や日本各地の山野に自生する植物をできるだけ自然に近い状態で植栽した植物生態園が広がります。木々の中を歩くと木漏れ日さ差し込み、爽やかでマイナスイオンに包まれているようで、とても心地よいです。
入園料は、2025年4月1日から値上げされており、一般の入園料は、従来の200円(入園料)+ 200円(温室入館料)から一本化され、500円となっていました。また、65歳以上の方は250円、年間パスポートは一般が2,000円、65歳以上が1,000円となります。
すぐ隣に安藤忠雄設計の京都府立陶板名画の庭があり、京都府立植物園とのセット券等も販売されていいます。陶板画とは原画を写真製版し陶板に焼き付けたもので、屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です。モネの「睡蓮・朝」やミケランジェロの「最後の審判」といった名画が、その時々の陽の状態によって雰囲気を変えるというのも屋外ならではです。京都府立陶板名画の庭への入場料は100円なので、是非とも植物園と併せて鑑賞されることをおススメいたします。