展示も立地も良い植物園
京都府立植物園は、京都市左京区にある植物園です。京都市営地下鉄を利用する場合は北山駅から1番近いはずです。正門に行こうとすると北大路駅から少し歩かないといけません。
さて、京都府立植物園は、日本で最初の公立植物園として、1924年1月1日に開園しました。1946年から12年間は連合国軍に差し押さえられたため閉園していましたが、1961年4月に再開したという、歴史ある植物園です。
園内には観覧温室のほか、正門花壇、はす池、ばら園など20ほどのエリアがあり、面積24ヘクタールの広大な敷地にテーマ別に約12000種類、約12万本の植物が植えられています。
日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室等、多岐にわたる展示が見られます。敷地の北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれ、自然に近い森を利用した生態植物園となっています。
お隣の京都府立大学からも、森林学科があるので良く学生さんも課題があるのか、訪れています。
園内中央あたりにある芝生広場はレジャーシートを広げているカップルがいたり、小さい子どもが走り回っていたりします。ボールなど、色々持ち込んで遊んでいる人も多くいます。
また、飲食店についてですが、植物園内にもカフェ等ありますが、北山エリアにはIN THE GREENをはじめとしたお洒落なカフェがたくさんあるのでそちらもおすすめです。ランチメニュー、カフェメニューのある美味しい蕎麦屋さんなどもあります。
また、安く済ませたい時は、植物園の隣にある京都府立大学キャンパス内のカフェを利用するのもおすすめです。新しく数年前にできたばかりなので内装も設備も綺麗です。ソファ席などもあり、お子さん連れの方もよく見かけます。落ち着いた学生さんが多いようで、のんびりできるのが良いですね。ここでだと、500円程度でデリセットやカレーが食べられます。
展示の内容も、北山エリアという立地も、どちらも素敵な植物園です。年パスもあるので、是非通ってみてはいかがでしょうか。