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植物園情報

温室で見られる熱帯の植物を育ててみよう



植物園の温室に行くと、普段あまりお目にかかれない珍しい植物に出会えます。熱帯や亜熱帯性の植物は、温帯に位置する日本では育たないものが多いので、温室で生育環境を確保して年中いつでも鑑賞できるようになっています。ただし日本の夏は高温多湿のため、管理の仕方によっては育てることができる植物もあります。温室の管理を真似て、熱帯植物の栽培にチャレンジしてみませんか?

熱帯植物が好む温度帯

熱帯植物が好む温度帯

植物園の温室では、熱帯域や亜熱帯域に生息する様々な種類の植物が栽培されています。観葉植物やラン、シダの仲間、ツル性の植物、サボテン類など日本で熱帯性植物を育てる場合は、湿度もそうですが冬季の管理がポイントになります。従って植物によって異なる耐寒温度を把握して、その温度以下にならないように管理することが大切です。熱帯・亜熱帯植物は、15~25℃程度の温度を好みます。そのなかでも20~25℃の温度帯を好むものに、クロトン、ドラセナ、アンスリューム、ブーゲンビリアなどがあります。また、15~20℃の温度帯を好むものはポトス、シダ類です。パキラ、サンスベリア、アイビー類のような温帯植物は、10~15℃程度の温度を好みます。一方、日本の夏の直射日光は、熱帯地域以上に強い場合もあるので、注意が必要です。また冬は水やりを控えめにし、水の温度も低すぎないように気をつけます。

冬越しと夏越しのポイント

冬越しと夏越しのポイント

熱帯産の観葉植物や温室栽培された鉢花などは、寒さに弱いため冬の温度管理に気をつけなければ、すぐに枯れてしまいます。冬は暖房の部屋に置いたり、ビニールハウスを利用しましょう。ただし、気をつけなければならないのは、低温だけでなく昼夜の温度差です。温度差が15℃以上にならないよう、夜間に冷え込む場合は、昼間の温度が高くなりすぎないように管理しなければなりません。また、室内に置く場合、暖房から出る放射熱が直接当たらない場所を選ぶこと。暖房の部屋は乾燥しやすいため、加湿器を使用するか、葉に霧吹きで水分を与えるなど湿度を保つことも忘れないようにしましょう。一方、夏場の冷房中の部屋でも同じことが言えます。冷風が直接当たらない場所に置き、乾燥しないよう葉に水を与えます。厳しい暑さや直射日光に弱い植物は、できれば半日陰の風通しのよい場所に置いて、葉水を与えて湿度を与えながら管理しましょう。

温室の女王「ラン」の育て方

温室の女王「ラン」の育て方

温室の女王とも呼ばれる「ラン」は、観賞用や贈り物に大変人気の高い植物です。かつては栽培が難しいとされてきましたが、最近では品種改良がすすみ、1年を通して花を楽しむことができます。実際は2?4月に花期を迎えるものが多く、温度管理をしっかり行なえば家庭での栽培も可能です。ランの仲間にも、非常に多くの種類があり、その原種の生育環境から「地生ラン」と「着生ラン」の2つに大きく分けられます。両者は見た目はもちろん性質も異なり、栽培方法も違います。ランを栽培するにあたっては、まずどちらの種類のものかを知ることが大切。多くの洋ランは「着生ラン」か「半着生ラン」です。

地生ラン

地生ラン

熱帯から亜熱帯、温帯まで広く分布し、根を地中に伸ばして成長します。葉は幅が広く薄いものが多く、雨期に成長して水分や栄養を蓄え、乾期には休眠するものが多いようです。パフィオペディラムやエビネ、シュンラン、クマガイソウ、サギソウ、シンビジウム(半地生ラン)などがあります。花期が長く強い乾燥を嫌うため、夏には水やりが大切になります。6月ごろに油かすを与えます。

着生ラン

着生ラン

熱帯や亜熱帯に分布し、樹枝や岩などに根を張り付かせて生育するラン。根が地上に露出しているため、葉や茎を肥大させて水分や栄養分を蓄えます。葉に厚みがあるものが多く、夜にも光合成を行なうため、夜間の温度が20℃前後を必要とします。カトレア、バンダ、コチョウラン、デンドロビウム、オンシジウムなどがあります。開期が1~2週間と短く、比較的乾燥に強いのでやや乾燥気味に育てます。肥料も少なめにしましょう。