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植物園情報

絶滅危惧植物を守ろう



絶滅危惧植物とは、放置しておくと絶滅が危惧される植物のことです。地球の長い歴史の中では、自然淘汰によって絶滅していく植物があることはそれほど珍しいことではありません。しかし、現在、凄まじい勢いで多くの植物が絶滅寸前に追いやられているのは、環境破壊や乱獲など人間の生活がその原因となっているのです。これをなんとか食い止めないと、近い将来に地球上の植物の多くが絶滅に瀕してしまうと予想されています。その対策として、絶滅危惧植物を保全する活動が積極的に行なわれているのです。

日本の植物の25%が絶滅の危機に

日本列島には生息する植物は約7000種と言われています。そのうち2900種が日本だけに分布する固有植物で、これは世界的でも例をみないほど高い割合となっています。しかし、7000種のうちその25%にあたる1700種が絶滅の危機にあります。植物は他の植物と連鎖しながら生きているため、たとえ1種でも絶滅する植物があると、他の植物にも影響を与えてしまいます。そんなことを考えると、1700種も絶滅してしまったら日本の植物の環境は大変なことになってしまうに違いありません。

レッドリストとレッドデータブックで絶滅危惧植物を管理

レッドリストとは、日本でどんな植物が絶滅の危機に瀕しているのかを正確に把握するために、日本で生息する野生生物について、全国レベルの植物は環境省から、また各地域の植物は都道府県や市町村からそれぞれ収集され公表されるリストのことです。植物は以下の7つのカテゴリーで分類し、データベース化されており、5年に1回の割合で公表されています。

また、レッドデータブックは、作成されたレッドリストをもとに日本の絶滅のおそれのある野生生物の種の生息状況等をまとめた冊子です。おおむね10年に1回の割合で環境省より刊行されています。

絶滅危惧種のレッドリストのカテゴリーと定義

絶滅(EX)
我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
野生絶滅(EW)
飼育・栽培下でのみ存続している種
絶滅危惧IA類(CR)
ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
絶滅危惧IB類(EN)
IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
絶滅の危険が増大している種
準絶滅危惧(NT)
現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
情報不足(DD)
評価するだけの情報が不足している種

植物園の活動

全国の植物園では、日本で生息する植物を守り・育てることを使命として、絶滅危惧植物の維持・保存活動に力を入れています。その中心的な役割を果たしているのが日本植物園協会です。日本植物園協会では、2006年に全国の各植物園を結ぶ植物多様性保全拠点園ネットワークをスタートさせています。このネットワークをもとに、全国の植物園が連携しながら、植物の保全活動、情報収集、植物が失われつつある現状を伝え、守るための告知・啓蒙活動を行なっています。