ご希望の植物園[ガーデニング]情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

旅探
植物園[ガーデニング]
トップページへ戻る
トップページへ戻る

植物園情報

身近だけど、珍しい種類も多い
蔓(つる)植物



蔓(つる)植物・蔓性(つるせい)植物は、周辺の樹木や支柱を支えにしながら高く茎を伸ばしていく植物です。身近なものとしては、学校や公共施設などの壁面緑化に用いられる、蔓植物があります。最近では個人の住宅でも緑のカーテンや、軒先にパーゴラを設置している家庭も多く見られる身近な植物になっています。

蔓は、周囲の支えを利用して成長

蔓は、周囲の支えを利用して成長

蔓植物は他の植物に比べ成長が早い植物です。なぜ成長が早いのでしょうか。それは自立するための丈夫で固い幹を作るために自分のパワーを使わなくてもいいからです。エネルギーの多くを、蔓を伸ばし、葉を拡げることに使えばいいので、合理的にすくすく育つことができるのです。

一般的な蔓は、上を向いて登っていくように成長していきますが、その登り方は種類によっていろいろなスタイルがありますので紹介しておきましょう。

登る機能別の植物の種類

吸盤型
吸着力の強い吸盤を利用して壁面を登る。
ナツヅタ、アメリアヅタ、ツリガエンカズラなど
付着根型
他の植物に接触して初根、付着を行なう。幅広い面に付着する。
イタビカズラ、キヅタ、テイカズラ、ノウゼンカズラなど
巻ひげ型
巻きひげで細い骨組みのものに巻き付いて登る。(吸盤がある蔓は、面状のものに吸い付いて登る)
ブドウ、ヤブガラシ、キュウリ、カラウリ、ヘチマ
巻葉葉柄
葉柄で細い骨組み状のものに付いて登る。
テッセン、カザグルマ、センニンソウ、ヒョウドリジョウゴ
刺・針・毛
刺や針や固い毛を凹凸にあるものに引っかけたり、毛の摩擦で取りついて登る。
ツルバラ、カナムグラ
枝葉
掛かりやすい強い枝や葉で引っかけて登る。
モッコウバラ、ツルニチソウ、ハコベホウズキ
付着根
幹、枝から生ずる不定根で登る。
キヅタ、セイヨウキズタ、イタピカズラ

花がきれいな蔓

花がきれいな蔓

蔓というと、葉っぱや茎と想像しがちですが、花を咲かせる美しい蔓植物もたくさんあります。代表的なものは、ノウゼンカズラではないでしょうか。ノウゼンカズラは、夏から秋にかけて鮮やかな赤色の大きな花を咲かせる蔓の落葉樹です。花の形がラッパに似ているので英語では「トランペット・フラワー」、「トランペット・ヴァイン」あるいは「トランペット・クリーパー」と呼ばれています。

ノウゼンカズラと植物園の野外の敷地などでみられるのがツルニチニチソウ(蔓日々草)。初夏なるときれいに咲き誇っている姿をみることができます。

珍しいところでは、フィリピン原産のヒスイカズラ(翡翠蔓と書きます)という蔓が、水色のサンゴのような形をした個性的な花を咲かせます。ヒスイカズラは「北海道医療大学薬学部付属 薬用植物園&北方系生態観察園」で見ることができます。また、ホウライカズラも珍しい花を咲かせる蔓植物です。白い花が咲き始めたらすぐにバナナの皮をむいたように反り返ってしまうユニークな形が特徴です。

スターフルーツ(五歛子)も珍しい花を咲かせる蔓植物です。原産は南インドなどの熱帯アジアで、熱帯から亜熱帯にかけて広く栽培されています。小さなピンク色の五角形(星型)の果物がなる花が咲きます。