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植物園情報

古来より重宝されていた薬草となる植物



中国では、古来から薬草が漢方薬として万病に使われてきました。また、欧米でハーブが生活の中に浸透しているように、人類には、植物を原料に病気やケガの治療や予防強壮剤として利用してきた歴史があります。

身近な薬草

先人の知恵と体験から生まれた薬草にはどんな種類の植物があるのでしょうか。

スミレ、タンポポ、ヨモギ、オオバコ、ゼンマイ、ドクダミ、ナズナ、片栗、桜
夏~秋
イタドリ、センブリ、ツユクサ、ホオズキ、ショウガ、とうもろこし、朝顔

このほかにも身近な薬草は数多くありますが、その中には毒に近い植物もあります。例えばジキタリス、スズラン、トリカブトなどは使用法を間違うと命に関わる有毒な植物です。使用するときは専門家に相談することをおすすめします。

世界に広がる薬草の文化

薬草に関わる最古の資料は、古代ローマで発見されていますが、実際にはそれよりはるか昔から人類は薬草を利用していたと言われています。メソポタミア文明が栄えたときには、すでにケシ、ヒヨス、ベラドンナなどを薬品として用いていました。紀元前の古代ギリシア時代には、植物を用いた治療法が行なわれ、西暦70年頃には薬草の使用法を掲載した冊子が配布されていたようです。中国やインドでは、さらにそれ以前から薬草を病気の治療に使っていたことがわかっています。日本で初めて薬草の栽培に貢献したのは織田信長と言われています。1568年、ポルトガル宣教師に伊吹山の土地50町歩を与え、薬草の栽培を援助したそうです。

薬草の研究

近年、医学の分野は、西洋医学が主流であり、その治療においては化学薬が用いられてきました。しかし、その元をたどると薬草であることが多かったり、化学薬が引き起こす副作用が問題になったりして、改めて薬草が見直されています。大学の研究機関などでも積極的に薬草の研究が進められていますが、植物園も薬草の展示や講習会などを行なっています。

薬草で有名な植物園―英国・チェルシー薬草園

チェルシー薬草園(チェルシー・フィジック・ガーデン)は、イギリスのロンドン市内にある植物園です。その歴史は古く1963年、薬剤師協会が薬草の栽培を目的に設立しています。ここには世界各地から集められた薬草の種があり、植物を人のためにどう利用できるかの研究を進めながら、植物の展示を行なっています。

薬草を広く展示する植物園―東京都薬用植物園

東京都薬用植物園は、東京都小平市にある植物園です。園内では、約1700種類の薬用植物や有用植物が植栽しながら、薬用植物、有毒植物、ハーブなどの収集、栽培育成、試験検査などを行なっています。東京都薬用植物園では、毎年4月から11月に薬草教室を開催しています。薬用植物の紹介と、その効用、利用の仕方を教えてもらえます。