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植物園情報

世界中でもなかなか見られない
珍しい花を持つ植物



普段私たちが目にする花は、可憐で美しいものが多いですが、世界中には巨大な花を咲かせるものや、悪臭を放つ花、またなかなかお目にかかれない珍しい花もあります。植物園でも見られるところは少ないですが、開花情報をチェックして一度は見てみたいですね。

巨大で悪臭を放つ「ショクダイオオコンニャク」

巨大で悪臭を放つ「ショクダイオオコンニャク」

「ショクダイオオコンニャク」はサトイモ科コンニャク属で、インドネシアのスマトラ島が原産の植物。地下に巨大なイモ(球茎)があり、高さ3メートル直径1メートルほどの花が咲きます。この花は世界最大の花といわれ、長い棒状の花とそれを取り囲む苞(ほう)が特徴で、ロウソクを立てる燭台(しょくだい)のように見えるために、その名が付きました。一番の特徴は開花すると肉が腐ったような悪臭を放つために「死体花」の異名がついたほどです。開花するのは数年に一度で、それもたったの2日間しか咲かないと言われています。過去に東京の小石川植物園ほか、国立科学博物館筑波実験植物園で咲いています。

世界最大の寄生植物「ラフレシア」

世界最大の寄生植物「ラフレシア」

ラフレシア科に属する寄生植物は、世界で8属、55種が東南アジアに分布していますが、このうち世界最大級と言われる「ラフレシア・アーノルディ」は、直径90cm近くに達します。今から200年ほど前に、インドネシアのジャングルの中でイギリスの女性植物学者「ジョセフ・アーノルド」によって発見されました。ラフレシアは花と根だけで茎も葉もなく、栄養を作る「葉緑体(光合成のもとになる細胞)」がありません。ブドウ科のミツバカズラというツル植物に寄生し、水分、養分のすべてをそこから取っています。開花期間は1週間程度で、腐肉のニオイを出してハエをおびきよせて受粉させると言われていますが、そのメカニズムはまだ解明されていません。ギネスブックに公認されている世界最大の花はスマトラオオコンニャクだとか。ただし、スマトラオオコンニャクの「花」は、本当の花ではなく花序とそれを覆う仏炎苞の複合体であるため、独立した花としてはラフレシアが世界最大と言えるようです。

一夜のはかない美しさが魅力の「月下美人 (げっかびじん)」

一夜のはかない美しさが魅力の「月下美人 (げっかびじん)」

月下美人はクジャクサボテンと同じ森林性サボテンに属します。球形や柱状のトゲつきのサボテンが乾燥した砂漠地帯に自生しているのとは違って、森林性サボテンはうっそうと茂る森林地帯を好み、岩石や朽ちた樹木に着生しているのが特徴。白い大輪の花は20~25cm程度あり、夜8時ごろから咲き始め、深夜11時ごろ満開となりますが、翌朝にはしぼんでしまうという「美人薄命」な花です。7月から10 月頃までに3回くらい開花します。真ん中に大きく飛び出したおしべがあり、周囲にめしべが びっしり張り出し、高貴な香りを放ちます。なぜ、これほどの大きな花が咲くのかは、花熱帯雨林地方に住むコウモリが受粉しやすいよう、大きく頑丈な花の構造になったとも言われています。日本で人気の高い月下美人は原種で、もとは1つの株から増やされたようです。月下美人の仲間は20種程度あり、「満月美人」、「歌麿呂美人、「鳳凰の舞」、「姫月下美人」などがあります。