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植物園情報

花の形を見ればわかるキク科の植物



キク科の植物は、地球上のほとんどの地域に自生し、世界では約2万種、日本では約360種類が自生しています。花は多くの筒状花と舌状花が集まって、ひとつの花(頭状花)を形成。小花が集まってできた頭状花は、とても美しく目立つので虫媒花(ちゅうばいか)として、確実に受精ができる進化した植物とも言われています。

春の訪れを知らせてくれる「タンポポ」

春の訪れを知らせてくれる「タンポポ」

キク科タンポポ属の多年草を総称してタンポポ(蒲公英)と呼んでいます。英名はDandelion(ダンデライオン)です。白い綿毛がすべて吹き飛んだ後の形が、「ヤリ」の先につける丸いタンポ(綿を布でくるんだもの)に似ているため「タンポポ」の名がついたと言われています。タンポポと言えば「黄色い花」をイメージしますが、九州や四国には、白い花を咲かせるシロバナタンポポもあります。最近は、明治時代に渡来した外来種のセイヨウタンポポが急速に分布を広めています。日本在来のニホンタンポポと外来種のセイヨウタンポポの違いは、ガクが花に密着しているのがニホンタンポポで、離れて反り返っているのが、セイヨウタンポポです。セイヨウタンポポは四季咲きのため、暖かな西日本や太平洋沿岸では、真冬でも見られることがあります。しかし、ニホンタンポポは春に一度しか咲きません。最近私たちが目にするタンポポのほとんどがセイヨウタンポポと言われています。北海道鵡川市街の東側を流れる鵜川の河川敷には日本一といわれるたんぽぽの花園があり、約6haにわたって群生。5月下旬にはたんぽぽフェスティバルも開催されています。

切り花やアレンジメントに人気の「ガーベラ」

切り花やアレンジメントに人気の「ガーベラ」

ガーベラ は、キク科ガーベラ属に属する多年草植物です。多くの園芸品種があり鉢植えや切り花に多く使われています。19世紀末(明治時代)に南アフリカの鉱山でドイツ人医師ゲルバー( T.Gerber )によって発見され、ガーベラは医師の名に由来しています。日本には大正時代初期に輸入され、当時は「花車」とか「花千本槍」と呼ばれ、ハイカラな花として人気を集めました。花の形はキクに近く、様々な色や大きさがあり、小さいものは4cmから、大きいものでは12cmにもなります。一重・半八重・八重、花全体がこんもり盛り上がる万重、細長い花びらが幾重にも重なるスパイダー咲きなど品種も様々です。花持ちが良いため、切り花やフラワーアレンジメントにも多く用いられます。4月はガーベラの出荷最盛期で 「418 ( よいはな ) ガーベラ 」 にちなんで4月18日は 「 ガーベラの日 」 として日本記念日協会に登録されています。

サラダの主役「レタス」もキク科だった

サラダの主役「レタス」もキク科だった

レタスはキク科アキノノゲシ属の葉菜で和名を「チシャ」といいます。レタスという名前はラテン語の「乳」に由来。レタスをちぎると、白い牛乳のような液体が出てくるのでその名がつきました。和名の「チシャ」も「乳草」にちなんでいます。1~2センチの菊に似た小さくて黄色の花を見ると「キク科」とわかります。かすかに漂う香りもキクの香に似ています。花は午前中に開花し午後には閉じ、花びらに白い冠毛のついた種がついて、タンポポのように空中を飛びます。日本では1970年代より栽培が盛んになり、サラダの主役として使われるようになりました。レタスの約95%は水分からできていますが、白い液体に含まれるラクッコピコリンという成分には鎮静作用や熟睡作用があり、ストレスの解消や不眠などに効果があると言われています。また食物繊維も豊富に含まれています。