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美しく華やかな花が魅力のツツジ科の植物



ツツジ科の植物は、温帯地方から寒帯地方に多く分布し、世界では、2500種類ほどと言われています。ブルーベリー、クランベリー、コケモモなどもツツジ科の植物。これらは、ツツジの花というより、スズランのような花を付けます。ここでは、「アセビ」「ドウダンツツジ」「シャクナゲ」を紹介します。

馬が食べると酔っぱらう「アセビ」

馬が食べると酔っぱらう「アセビ」

ツツジ科アセビ属で本州(東北以南)、四国、九州に分布する常緑性の植物です。通常は高さ3m程度ですが、山地に自生しているものは6mの高さになるものもあり、春に壺形のスズランに似た花が下向きに鈴なりにたくさん咲きます。基本種の花は白ですが、赤色の花をつける「クリスマス・チア」やピンク色の花の「ダイセン(大山)」もあります。ほかに「フクリンアセビ」や「ヒメアセビ」のような葉に白い縁取りが入る種類もあります。漢字では「馬酔木」と書きますが、この名の由来は、アセボトキシンという有毒成分が含まれていて、馬が食べると神経が麻痺して酔ったような状態になることに由来します。かつては、葉を煮出して殺虫剤としても利用されていました。 庭木のほか、生垣や盆栽、鉢植えとして楽しめます。

花と紅葉とを2度楽しめる「ドウダンツツジ」

花と紅葉とを2度楽しめる「ドウダンツツジ」

ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉広葉樹です。木は低く、大きくても3m程にしかなりません。植え込みや庭木に多く利用されています。4月上旬~5月中旬頃、新芽が出て約1週間後に、枝から垂れ下がるように白いツボ型の可愛らしい花を咲かせます。また、秋の紅葉も美しく花の時期と2度楽しめます。ツツジ科の特徴として根が浅く乾燥に弱いのが特徴。土の表面の水分しか吸収できないため、特に夏場は水切れにより葉焼けを起こしてしまうと、その後の成長に影響を及ぼし、秋の美しい紅葉が見られなくなることもあるので注意が必要です。満開の花の様子が、満天の星が降るように見えるところから、漢字では「満天星躑躅」と書きます。ドウダンの語源は枝分かれの仕方がかつて宮中で使われた灯台(結び灯台・・・3本の棒を結んで油皿を乗せる灯明台)の足に似ているとことから「灯台躑躅(とうだいつつじ)」と呼ばれるようになり「ドウダンツツジ」になったようです。各地の植物園でも見られるほか、兵庫県豊岡市の安国寺のドウダンツツジの紅葉が有名です。

豪華な花が魅力の「シャクナゲ」

豪華な花が魅力の「シャクナゲ」

シャクナゲはツツジ科のツツジ属に含まれますが、中でもシャクナゲ亜属の植物を特に「シャクナゲ」と呼んでいます。シャクナゲは世界に約300種類ほどあり、園芸品種も多く様々な花の色や形のものがあります。山地に自生している品種もありますが、鉢植えや庭木として流通しているシャクナゲはほとんどが西洋シャクナゲです。4~5月には、枝の先にツツジに似た花を球状に咲かせ、その豪華ぶりから花木の女王とも呼ばれています。葉にはロードトキシンが含まれ有毒植物として扱われています。街路樹などに用いられ、福島県や滋賀県の県花でもあります。シャクナゲの種類には、キバナシャクナゲ、シナシャクナゲ、ツクシシャクナゲ、ハクサンシャクナデ、ホソバシャクナゲなどがあります。よく憧れの人のことを高嶺の花(たかねのはな)と言いますが、実はシャクナゲのことを差しています。昔はシャクナゲは高山植物で、私たちの手の届く場所では育たない植物だったからです。