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球根があり美しい花を持つユリ科の植物



ユリ科の植物は根が球根になるものが多く、花は放射状に内側に3枚、外側に3枚の花弁を持っています。ネギやチューリップもユリ科です。犬や猫には毒になるものが多いと言われています。ここでは、ユリ、スズラン、ヒヤシンスを紹介します。

根っこは食用にもなる「ユリ」

さまざまな品種があり、色も白、黄、オレンジ、ピンク、赤と多彩です。花びらが6枚あるように見えますが、そのうちの3枚はガクが変化したもの。日本には、ヤマユリやササユリ、テッポウユリなどが野山に自生し、古くから親しまれてきました。豪華なユリの花の代表とも言えるオリエンタルユリという品種は、花が大きく香りが良いのが特徴で、ブライダルブーケにも使われます。カサブランカやシベリア、マルコポーロ、ソルボンヌなども含まれます。それよりも小ぶりの品種、スカシユリは、花びらと花びらの間が透けていて上を向いて咲くのが特徴。ローリポップ、マジェントなどが含まれます。また沖縄や台湾が原産のテッポウユリは、花びらが筒状になっていて、先の方で分かれています。白が基本的な色ですが、最近ではピンクや黄色も見られます。ユリを百合と書くのはユリの球根「ユリネ」に由来しています。100枚ものりん片が重なり合っているその姿を現しています。ユリの花の受粉は、多くはアゲハチョウが行なっています。その大きな花と糖度60%もの甘い蜜との相性が抜群だからです。さらに夜、強い香りでスズメガを引き寄せて受粉させています。

5月1日は「スズラン」の日!?

釣り鐘様の可憐な花を咲かせる「スズラン」は、別名を君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)とも呼ばれています。北海道の初夏の花としても知られ、低地の草原や明るい落葉樹の林の下などに群生します。また札幌市など13市町村の花に指定されていて郷土の花として親しまれています。観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズランです。ドイツスズランは日本のスズランに比べると、葉がやや小ぶりですが、花は大きめで香りが強いのが特徴。スウェーデンやフィンランドでは国花にも指定されています。フランスでは5月1日がスズランの日に定められていて、この日にスズランを飾ると一年中幸福であると言われています。しかし、スズランには花や球根に毒があるため注意が必要です。

野生のスズラン群生地として北海道平取町の芽生(めむ)が有名です。日本一の広さ(約15ヘクタール)を誇ります。

ギリシア神話から命名された「ヒヤシンス」

球根の水栽培で知られる「ヒヤシンス」は、チューリップやスイセンなどと同じように、春の花壇を彩るポピュラーな秋植え球根です。また水栽培でも容易に育ち、早春に小花をつける上品な室内観賞用の花としても親しまれています。地中海沿岸原産で、日本にヒヤシンスが渡来したのは安政年間と伝えられています。当時は「ヒヤシント」と呼ばれ、明治時代には「飛信子(ひやしんす)」「風信子(はやしんす)」とも呼ばれていました。種類は、ダッチ系とローマン系に分けられていて、小学校で水栽培の教材としてよく使われるのがダッチ系。太い茎が立ち上がってたくさんの小花がつくボリュームのある品種です。またヒヤシンスの名前は、ギリシャ神話に出てくる美少年ヒュアキントスに由来。少年ヒュアキントスが亡くなるときに彼の血が流れた地面からこの花が咲いたことから名付けられました。