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植物園情報

植物園の夏
「暑さに負けずに咲く花を見に行こう」



植物園のきれいな花々、健やかに成長する植物は、毎日、人の手によってきちんと手入れを行き届かせているからこそ、その姿を維持できているのです。春から初夏~そして夏へ季節が移ろうなか、植物園で目にする花も変わります。梅雨の中、しっとりと咲いて楽しませてくれる花、夏の暑さや、強い陽射しに負けずに力一杯咲く花など、いろんな植物があります。代表的な夏の花を紹介しましょう。

雨に濡れてしっとりと美しい「アジサイ」

雨に濡れてしっとりと美しい「アジサイ」

梅雨の時期に、大輪の花を咲かせる「アジサイ」。その語源は、青い花が集まって咲いていることから「集(あづ)」「真藍(さあい)」が変化して「アジサイ」と呼ばれるようになったと言われています。江戸時代にシーボルトが、妻の名「お滝」からとって「オタクサ」と名付けて母国に紹介した話は有名です。アジサイの花びらに見えているのは「ガク」で、中心にあるのが花です。植える場所に寄って色が変わり、土が酸性だと青系に、アルカリ性だと紫系の色になります。最近は次々に新しい品種が誕生し、色の変わらないものもあります。なかでもアメリカ原産アメリカアジサイの「アナベル」や、カシワバアジサイの「スノー・クイーン」は人気があり、よく見かけます。アジサイで有名な植物園には「神戸市立森林植物園」があります。園内には25種350品種、約5万株ものアジサイが咲く「あじさい園」があり、六甲山の幻の花「シチダンカ」は必見です。

太陽に向かって元気よく咲く「ヒマワリ」

太陽に向かって元気よく咲く「ヒマワリ」

キク科のヒマワリは「向日葵」とも書き、太陽を追いかけるところからその名が付きました。実際に成長途中のヒマワリは、太陽を追いかけるように見えます。これは、光が当たらない部分の茎に成長ホルモンが多く分泌されて早く成長するため、光の方へ曲がるからです。ヒマワリの花は小さな花の集合体で、外側の花びらのように見える部分は「舌状花」と呼ばれ、虫を引きつける飾りの役割をしています。内側の筒状に集まる「管状花」と呼ばれる部分が花としての機能を持っています。外側から内側に向かって咲き、おしべとめしべがあって種になります。植物園でも見られる他、各地にヒマワリ畑があり、なかでも日本一を誇るのが北海道、北竜町の「ひまわりの里」。100haもの広大な土地一面に咲くヒマワリは圧巻です。

夏の風物詩「アサガオ」

夏の風物詩「アサガオ」

夏になると毎朝咲くアサガオは、心を和ませてくれます。最近は緑のカーテンとしても利用されています。早起きのアサガオですが、実際には暗いうちから咲くこともあります。前の晩、暗くなってから8~10時間後に開花するので、7月は朝5時頃開花しますが、だんだん日の入りが早くなるにつれて開花も早くなり、日の出前の暗いうちに花が咲きます。アサガオは奈良時代に中国から種を薬用として日本に持ち込まれました。種子は「牽牛子(けんごし)」と呼ばれる生薬としても知られています。アサガオと言えば千利休と秀吉のエピソードも有名。千利休の屋敷の庭の一面に咲くアサガオがすばらしいと聞いた秀吉が、利休の屋敷に出向くと庭にアサガオの花はなく、茶室にたった1輪のアサガオが生けられていました。花一輪の美しさを際立たせるために、庭のアサガオをすべて刈り取るという利休の大胆な趣向に秀吉も大いに感心したそうです。千葉市の千葉公園では、綿打池の畔に長さ87メートルにわたってアサガオを栽培しています。また日本最大の朝顔市、東京台東区の入谷朝顔まつりは毎年7月6日から8日まで開催されています。