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植物園情報

植物園自然保護国際機構(BGCI)って何?



植物園では古くから珍しい植物の収集や展示に力を入れてきました。しかし、そうした植物の多くが現在、絶滅の危機にあります。そこで、世界の植物園が協力して植物の多様性を守るための国際的なネットワーク組織として誕生したのが、イギリスに本部を持つ非営利団体「植物園自然保護国際機構(BGCI:Botanic Gardens Conservation International)」です。

植物園自然保護国際機構の成り立ち

植物園自然保護国際機構の成り立ち

植物園自然保護国際機構は、1987年にイギリス・ロンドンにあるキュー王立植物園内に設立されました。現在、120ヵ国以上、800園を超える植物園や植物研究機構と協力し合っています。植物園の国際的なネットワークとしては世界最大の組織です。地球上の野生植物の保全をより効果的にすすめるため、植物園の国際的な連携を支援することを目的として活動しています。

植物園自然保護国際機構の活動

植物園自然保護国際機構の活動

植物園自然保護国際機構では、世界の植物園と絶滅危惧植物に関するデータを収集し、植物園に対して植物の保全に関す情報を提供しています。世界の植物園がお互いに、豊富な知識と経験を共有できるように支援を行なっています。開発途上国の植物園の支援、印刷物の刊行や国際植物園会議の開催など、様々な形で植物園の植物保全活動をサポートしています。

また、生物多様性の保全を積極的にすすめるための世界的な目標となる「世界植物保全戦略(GSPC)」の開発にも貢献。日本においては環境省や日本植物園協会と協力して、絶滅危惧植物の展示や日本の植物保全の現状を紹介する「絶滅危惧植物展」の開催なども行なっています。

日本においても植物保全が重要に

日本においても植物保全が重要に

日本は狭い国土の割に、豊かな植物に恵まれています。しかし、開発や環境汚染、地球温暖化、また人の手が入らなくなったことで、これまで維持されていた里山の環境が変化するなど、様々な要因で植物が姿を消したり、絶滅の危機に直面しています。

絶滅の恐れのある日本の野生生物について、環境省が2012年にまとめたレッドリストによると、日本に自生する7000種の植物のうち、約1700種が絶滅危惧植物に指定されています。つまり、4種類に1種類が絶滅の危機に瀕しているわけです。

植物多様性保全に欠かせない植物園

植物多様性保全に欠かせない植物園

植物園では、こうした絶滅の恐れがある植物の保全活動を行なっています。現在、絶滅危惧植物の約18%は植物園で保全されているといいます。いまや植物保全において、植物園の果たす役割はとても重要になっています。地球の豊かな環境と植物資源を次世代に残すために、日本の植物園でも、日本原産の野生植物の保護はもちろん、世界の植物園と協力し合って国際的な植物保全活動を積極的にすすめています。