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植物園情報

世界の植物園の歴史



植物を収集し、栽培し、研究する場としての植物園の歴史は古く、ギリシア・ローマ時代まで遡るといわれています。この長い歴史の中で、世界各国に様々な植物園が誕生して現在に至っています。それでは、世界の植物園の歴史を振り返ってみましょう。

ヨーロッパの植物園の歴史

ヨーロッパの植物園の歴史

ヨーロッパの植物園は、中世の修道院に設けられた薬草園が起源であり、植物学研究の場として発展してきました。その後、航海術の発達と植民地政策によって、植物園はさらに大きな発展を遂げます。18世紀になるとイギリスやオランダなどヨーロッパの国々は、多くのプラントハンターを世界各地に派遣し、世界中の有用植物や珍しい植物を収集しました。こうして集められた経済価値の高い有用植物は資源と捉えられ、植物園で品種改良や栽培増殖した後、植民地に導入してプランテーション(大農園)農業に応用されました。ヨーロッパの植物園は、まさに有用植物の研究センターとして大きな役割を果たしていたのです。産業革命後の1851年には、世界初の博覧会で鉄とガラスで造られたクリスタルパレスが登場し、植物園にも海外の珍しい植物を展示するため近代的な温室が造られるようになりました。

アメリカの植物園の歴史

アメリカの植物園の歴史

アメリカ大陸にも植物園が古くから存在していた記録があります。1528年、スペインのコルテス率いるメキシコ遠征隊がアステカ王国を征服した時、モンテスマの宮殿に薬草園があり、カカオの木が植えられていました。このカカオの豆をスペインに持ち帰ったのが、チョコレートのヨーロッパ渡来だったといわれています。

イギリスの北米植民地だったアメリカが独立。科学がヨーロッパに追いついて、アメリカ独自の研究体制が整い始めたのが19世紀後半です。アメリカに植物園ができたのもこの頃です。1859年、アメリカ最古の植物園とされる「ミズーリ植物園」が開設されました。

アジアの植物園の歴史

アジアの植物園の歴史

アジアの植物園の多くは、ヨーロッパの植民地政策によって建設されました。アジアの植物資源調査と開発、さらに南米アマゾンなどから導入された植物の育成保存を目的として、植民地の産業化のための基地の役割を担っていたのです。例えば、アマゾン川流域に生育するパラゴムの木は、イギリスの「キュー王立植物園」に運ばれ、スリランカのガンパパ植物園などで栽培増殖されてから、マレー半島のプランテーション(大農園)農業に導入。植民地における天然ゴム産業の活性化を図りました。このように、パラゴムの木をはじめ、コーヒー、カカオ、スパイス類など様々な有用植物を栽培増殖する場所として、アジアの植物園は造られたのです。