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植物園情報

選りすぐりの植物園
「江の島サムエル・コッキング苑」



江の島サムエル・コッキング苑は、明治時代に英国人貿易商のサムエル・コッキングが造った庭園を整備して造られた植物園です。苑内には、様々な南洋植物や四季折々の草花が植えられていて、訪れる人の目を楽しませています。

かつて煉瓦造りの温室もあった!

かつて煉瓦造りの温室もあった!

サムエル・コッキングは、1842年にアイルランドに生まれ、1869年(明治2年)日本にやって来ました。横浜で貿易商として成功し、1882年(明治15年)から数年をかけて江の島の頂上に和洋折衷の大庭園を造りました。この庭園が、現在の「江の島サムエル・コッキング苑」の元になっています。当時の庭園は1万㎡を超える敷地を有し、園路、石垣、築山、池、花壇の他、広さ660㎡の温室も造られました。この温室は、煉瓦造りで、石炭による蒸気スチームで温める仕組みを持ち、当時日本一の広さだったといいます。温室の中はもちろん、庭園内にも熱帯・亜熱帯の植物が生い茂り、さながら南国のようだったといいます。

コッキングが造った温室は、関東大震災などで屋根はすべて倒壊してしまいました。煉瓦造りの基礎部分や地下の施設が残っていましたが、1949年(昭和24年)の整備時に地中に埋められてしまいました。再整備に当たって掘り起こし、現在は歴史上貴重な温室遺構として保存・公開されています。

夕陽も絶景!江の島シーキャンドル

夕陽も絶景!江の島シーキャンドル

江の島サムエル・コッキング苑には、湘南のシンボルとして親しまれている、高さ59.8mの展望灯台「江の島シーキャンドル」があります。海抜119.6mの展望室からの眺望は抜群で、西に富士山、南に大島、東に三浦半島を望むことができます。

また、灯台から見る夕陽も素晴らしい!夕景がキレイに見え始める時間帯は、おおむね日没30分程前からです。あらかじめ日没の時間を調べて出かけるようにしたいところ。さらに夜になると、灯台がライトアップされます。冬の夜には宝石のようなイルミネーションで彩られたライトアップイベントも開催されています。

苑内で見られる貴重な亜熱帯植物

苑内で見られる貴重な亜熱帯植物

江の島サムエル・コッキング苑では、春と秋にバラ、夏はムクゲ、冬はツバキが花を咲かせ、苑内を華やかに彩ります。また、藤沢市指定天然記念物のシマナンヨウスギ、クックアロウカリア、タイミンチク、ツカミヒイラギなど、貴重な亜熱帯植物が多く植栽されています。これらの中には、サムエル・コッキングが開園当初に植えたものもあります。実は江の島は、亜熱帯植物が自然の姿のまま育つ、日本の北限といわれています。

ショウナンヨウスギ
ナンヨウスギ科に属し、海洋探検家キャプテン・クックが1774年に発見したもの。南太平洋やニューカレドニア島などの原産地では、乱伐のため絶滅している貴重な植物です。
タイミンチク
日本の南西諸島から沖縄に分布する、竹笹の仲間です。