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植物園情報

植物園の設計と造園



大都市には、教育とレクリエーションをかねた総合植物園があります。一方、豊かな自然が残された地域では、その自然植生をそのまま保存するための自然植物園があります。このように日本各地にある多くの植物園は、それぞれにその地方の環境風土や立地条件によってできています。

変化する自然を取り込んで設計

変化する自然を取り込んで設計

植物園は、植物を生きた姿で展示するため、その設計デザインは土地の環境に大きく左右されます。なにしろ植物は生き物であり、成長過程で変化していきます。四季の変化に応じて、春には花が咲き、新緑の時期を経て、夏には緑が日陰を人々に提供。秋には鮮やかに紅葉して、冬には落葉します。植物を育む環境である、水や土、地形もまた変化を続けていきます。こうした絶えず変化する自然のダイナミズムを取り込んで、植物園は造られているのです。自然の中で、植物のありのままの姿を見ることができるのも、植物園の楽しみのひとつです。

自然の森や林こそ、植物園の魅力

自然の森や林こそ、植物園の魅力

植物園で見られる植物には、その土地に自生している草花や樹木が多くあります。その土地の人にとっては珍しくない植物ですが、気候風土に合った植物が自然のままに構成されているので、自然の森や林を散策するような趣があります。

こうした自然の森や林をどれだけ持っているかが、その植物園の魅力にもなっています。例えば東京都調布市の「神代植物公園」では、クヌギやコナラ、イヌシデなど落葉樹の雑木林があり、武蔵野の面影を残しています。札幌の「北海道大学教養学部附属植物園」では、ハルニレを中心とした北国の落葉樹林が見られます。「神戸市立森林植物園」では、豊かな六甲山の自然がそのまま活かされていますし、仙台市の「東北大学植物園(青葉山植物園)」では青葉山の自然林そのものが植物園になっています。

多くの植物園は、こうした自然の森や林を背景として、植物園として見せたい様々な植物が植えられているのです。南国の九州や沖縄、温暖な伊豆や房総半島などの植物園では、暖地や亜熱帯地域の植物が育てられています。東北や北海道、信州のような北地や寒冷地の植物園では、寒い地方の植物、高山植物など、その土地の気候風土に合わせた植物が集められています。土地の気候風土に合わない植物を育てるためには、温室などの設備も用意されています。また、植物をより効果的に見せるため、庭園や花壇、展示場、陳列館などの施設も園内に用意されています。世界中の多様な植物を生きた姿で見せるために、植物園では様々な工夫がされています。