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植物園[ガーデニング]
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植物園情報

植物園の歴史を知ろう



色とりどりの花と豊かな緑に包まれた植物園は、訪れる人たちの心を和ませてくれる憩いの場です。そして、美しく整備された庭園は観光スポットとしても親しまれています。こうした植物園は、いつ頃から造られるようになったのでしょう?植物園の歴史をふり返ると、その成り立ちは、食糧、医薬品、建材など、植物を資源として活用するために研究、教育を行なう学術的な施設であったことが分かります。

植物園の起源は古代ギリシャ

植物園の起源は古代ギリシャ

紀元前2500年頃、中国を統治した神農が食糧として植物を集めたといわれています。人間に役立つ植物を集め、栽培保存する場所を設けることは植物園の始まりのひとつといえます。また、紀元前1500年頃のエジプトでは、美しい花や樹木を楽しむ庭園として、バラの塀に囲まれた四辺形の幾何学模様をした花壇があったといいます。

学術的研究を目的とした植物園が誕生したのは古代ギリシャで、哲学者のアリストテレスにより造られたものが世界最古とされています。紀元前340年頃、アテネに造られたこの植物園は、アレキサンダー大王が征服した地から持ち帰ったバナナやニンニクなどの有用植物が植えられていたといいます。

中世ヨーロッパで薬草園として発展

中世ヨーロッパで薬草園として発展

中世ヨーロッパの修道院では病気の治療が大切な役割だったため、薬用植物を集めた薬草園が修道院で営まれていました。こうした薬草園は次第に大きくなり、13世紀にはローマ法王ニコラウス3世によって大規模な薬草植物園としてバチカン植物園が造られました。

近代的な植物園としては、1543年にイタリアのピサに造られた植物園が最も古いものです。その後、ライデン(オランダ)、パリ、ベルリンなど、ヨーロッパの伝統的な植物園の多くが16~18世紀初頭までに開設されました。

植物園でプランテーション農業を研究

植物園でプランテーション農業を研究

18?19世紀、イギリス、フランス、オランダなどの植物園は、植民地を治めるプランテーション(大農園)農業の研究センターとして大きく発展しました。国の経済戦略のために多様な植物が集められ、茶、ゴムの木、コーヒー、カカオなど、多様な作物の品種改良が国家プロジェクトとして進められていました。世界で最も有名な植物園であるイギリスの「キュー王立植物園」も、世界各地から有用植物を集め、品種改良などを行なう場となっていました。

日本初の植物園は江戸時代に誕生

日本初の植物園は江戸時代に誕生

日本で最初にできた植物園は、江戸時代に徳川幕府が造った「小石川御薬園」です。ここは明治になり、「小石川植物園(東京大学附属植物園)」になります。一般の人々に開放され、近代的な植物園が造られるようになるのは、明治、大正になってからです。国家戦略として植物収集を行なってきたヨーロッパとは違い、日本では公園施設やレクリエーション施設のひとつとして造られる植物園が主流となっています。